山と海の自然

(1)千貫山(グリーンピア岩沼)

初秋:ヘクソカズラ・ツリカネニンジン・オミナエシ・フシグロセンノウ

ヘクソカズラ ツリカネニンジン
   
 (くき)と花・葉・実に傷を付けると,悪臭(あくしゅう)がありこの名前が付けられました。細い長い茎は,木や草などに(から)まって伸びます。実は球状で茶褐色(ちゃかっしょく)をしています。別名:灸花(ヤイトバナ)   茎に垂れ下がる花を釣鐘(つりがね)に見立て,太い根を朝鮮人参(ちょうせんにんじん)に例えてこの名前が付きました。茎は30pに伸び,ほとんど枝分かれしません。
 オミナエシ フシグロセンノウ 
   
 黄色の細かい花を(くり)ご飯に見立て,オミナメシからオミナエシになったという説があります。茎は60pから100pに伸び,上の方でよく枝分かれします。その先に多数の花が集まり,飯を盛った形になります。   京都の仙翁寺(せんのうじ)で最初に見付かりこの名前が付けられました。茎は50から80pに伸び,上の方でまばらに枝分かれします。その先に朱色(しゅいろ)でよく目立つ花が数個咲きます。

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